第35回講習会開催のお知らせ

医療法施行規則の一部を改正する省令から診療用放射線に係る安全管理体制の構築が義務付けられ、診療用放射線の安全利用に関する基本的考え方の中にも放射線被ばくによる健康影響について取り上げられています。本省令で求められている、医療従事者と患者間の情報共有においては、診療放射線技師も正当化以外の説明に中心的役割を任されることも少なくありません。我々も科学的知見と社会的価値を併せ持って傾聴、相談を受ける姿勢とスキル向上が求められます。

講演➀では、『医療被ばく低減施設における被ばく相談、説明の取り組みについて』医療被ばく低減施設認定を取得された3名の講師にご発表いただき、それぞれのご施設の説明方法、対応事例、失敗事例、改善案などを紹介していただきます。

講演➁の教育講演では、群馬県立県民健康科学大学 診療放射線学科准教授 五十嵐 博 先生に「対応が困難であった放射線被ばく相談から学ぶ」と題し、医療放射線のみならず、原子力事故関連を含め放射線被ばく全般に関する相談の回答技法について押さえておかなければならない点、気を付けなければならない点等、対面式(会話)や書面交換(メールを含む)の相談等、状況によって柔軟な対応が求められる中、先生の研究する論文から良かった点や反省点をピックアップして、傾聴の技法等を盛り込んでお話ししていただきます。

講演③の特別講演は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構より今岡 達彦 先生をお招きして『放射線による人体への影響 情報up date』 を企画致しました。

診療で利用されている低線量域の放射線が身体にどのような影響を及ぼしているのか?を題目として、繰り返し行われる放射線検査の影響や累積線量の影響の有無、さらに繰り返しによる影響を及ぼす時間的な関係など多岐にわたる放射線の人体への影響について、科学的知見から今岡先生よりご教授いただきます。

今回の講習会が、受講される皆様にとって日常業務の一助となり、患者さんの安全・安心につながることを心より願っております。

 

日 時3月   5日(土)14:00~17:00   Live配信

    3月15日(火)~ 3月22日(火) On-Demand配信

 

会 場:Medinar(web開催)

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