会告 平成28年度 日本放射線公衆安全学会学術大会のお知らせ
下記の企画は、平成28年9月17日(土)に終了しました。
実施結果については、レポートをご参照ください。
2016年9月17日(土)10:30~12:00 岐阜県岐阜市の長良川国際会議場にて平成28年度日本放射線公衆安全学会学術大会を開催します。
昨年度の学術大会では2015年6月に公表された日本版診断参考レベル(DRL)の活用をいち早くテーマとして取り上げ、会場に入り切れないほどの入場者数となり好評を博しました。今年度はこの流れを踏襲し「診断参考レベル(DRL)から医療被ばく相談に向けて」と題しDRLの目的・意義から、DRL評価を導入することによって検査の質や線量の最適化にどう向かっていくか、そして医療被ばく相談にDRL評価を活用することの有用性について一連として取り上げます。
DRLの活用は今後、医用放射線利用の実務を行い管理する者として診療放射線技師が国民の期待に如何に応えるかが試されます。この企画をより豊かで、現場で役立つものとするために多くの会員の様々な視点での発言を求めるものです。
初秋の美濃路、清流の流れをその懐に抱く金華山の麓、天下布武を掲げ天下を目前にした戦国武将に思いを馳せ、今後の我が国の放射線防護の風雲児となり新たな潮流を作るべく本大会を盛り上げていきましょう!
会員の皆様、今からの予定立てをお願いします。
平成28年度日本放射線公衆安全学会学術大会プログラム
「診断参考レベル(DRL)から医療被ばく相談に向けて」
司会 北海道労働保健管理協会 目黒靖浩
①学会長講演
「医療被ばく相談とLNT仮説」 日本放射線公衆安全学会会長 清堂峰明
②学会企画
「DRL評価を医療被ばく相談に繋げる」
座長 日本医科大学多摩永山病院 笹沼和智
1. 診断参考レベル(DRL)の目的と意義 市立横手病院 藤原理吉
2. DRL評価と検査の質の改善について 横浜労災病院 渡邉 浩
3. 医療被ばく相談にDRL評価は有用か 日本放射線公衆安全学会監事 諸澄邦彦
4. 総合討論 日本医科大学多摩永山病院 笹沼和智