第19回講習会 参加者からの印象記

 5月25日に開催された第19回講習会の参加者から印象記が届きましたので紹介します。

 

 

第19回講習会に参加して

南東北がん陽子線治療センター  三木 史行

 

 冒頭で渡邉浩副会長からガイドラインについての話があり、続いて佐藤寛之サーベイヤーの具体的なガイドラインに関する話も説得力がありました。実際にサーベイヤーをされている方からの発表ということで、各検査・治療ごとのガイドライン値との比較、マニュアルの整備方法、レントゲン手帳運用のメリット・デメリットや全職員への啓発活動などの多彩な内容で大変勉強になりました。特にマニュアル関係の部分では、対象とするマニュアルが最新版となっているのか、更新された記録があるか、また引用資料が古くないかといった細かな部分についてもチェックする必要がある事を教えていただきました。

 この講習会に参加されている方々の多くは、「医療被ばく低減施設認定」の受審を考えている施設や既に受審することを決め取り組みを始めている施設、更には医療被ばく低減施設として既に認定を受けており更新を控えている施設など様々だと思いますが、どの施設の状況にもマッチした内容であると感じました。

 一番印象に残っているのは、認定に向けたワーキンググループを1名や3名からスタートして活動を広げていったという苦労話です。また、サーベイヤーの方々から“わからないことはメールで聞いて構わない”という暖かい対応にも感動するとともに、大変有意義な一日となりました。

 

 

 

 

第19回講習会「医療被ばく低減施設認定受審に必要な線量測定の実際と項目の解釈」に参加して

 

                  愛知厚生連渥美病院 放射線技術科 島田泰樹

 

 初夏を思わせる陽気となった5月25日、第19回講習会「医療被ばく低減施設認定受審に必要な線量測定の実際と項目の解釈」に参加させていただきました。愛知厚生連9施設中、安城更生病院がこのたび医療被ばく低減施設として認定を受けたことを機に、当院を含めた他の8施設でも、施設認定を受けてみようとの声が挙がり、各施設がそれぞれの事情を考慮しながら準備を始めたところです。

ただ、当放射線技術科として受審を決めたものの、まずどこから手を付けたらいいのか、どのような計画をたてて準備をしていったらよいのか、施設認定を受けた安城更生病院から情報を得ながら取組みを始めましたが、さらなる具体的な情報を得たいと感じ、今講習会に参加した次第です。

 講習は、具体的な内容でありながら、簡潔にまとめられた感があり、モダリティ毎の線量測定法や管理の方法等、詳しく聞くことができとても参考になりました。さらに、今年度より装置出力(線量)の実測が免除になったとの報告があり、実測の問題をどのようにクリアすべきか苦慮していたところなので、一段ハードルが下がったと思いましたが、メンテナンスを含めて、装置ごとの出力が表示通りであるとことを担保するための測定はやはり必要と感じました。さらに、他職種に向けての院内講習会の実施や、患者様からの被ばく相談に対する準備など、外へ向けての活動についてはこれから充実させていかなければならない段階でありまだまだ手探りの状態です。

施設認定受審に向けての準備については、今回の講習会で概要がつかめてきました。今後は、科内のスタッフの心の準備と、モチベーションの向上をいかに図るかが重要と考えます。その点について、講師の方々の経験を踏まえたお話は具体的で、とても参考になりました。

 受審準備は始まったばかりで、線量測定、組織・臓器線量の把握、他部署への啓蒙活動など、これからやるべき事は盛りだくさんですが、当院で患者様に不安なく放射線検査を受けていただけるよう、スタッフ一丸となって認定取得へ向けて頑張っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

「医療被ばく低減施設認定受審に必要な線量測定の実際と項目の解釈」

 

 

                                                 川崎市立多摩病院 小泉 美都枝

 

 平成26年5月25日(日)公益社団法人 日本放射線技師会 講義室にて上記講習会が開催され参加させていただきました。日本放射線公衆安全学会 渡邊副会長の激励のご挨拶から講習会はスタートし、身の引き締まる思いで諸先生の講義を傾聴させていただきました。2011年3月11日に発生した東日本大震災と大津波による福島第一原子力発電所の事故以来、一般臨床医や看護師をはじめとする他職種の医療従事者が、今まで以上に一般の方々から医療被ばくに関する不安を投げかけられてきた。しかし十分な説明と対応ができず、私達 診療放射線技師に応援を求められている。このような状況下で放射線管理士としても活動してきましたが、多くの医療スタッフや同じ診療放射線技師の医療被ばく低減に向けての理解を得ることは難題です。X線照射を業務とする中で、どれだけの入射線量か?線量はもっと下げられないのか?など、全てのスタッフに意識付けと放射線医療に関わる専門家として責任を持ちたく考えます。「医療被ばく低減施設認定制度」に取り組むことで、少しでも目標に近づきたく考えております。

このような状況下にて今回の講習会に参加させていただき、6名の講師の先生の認定受審に向けてのエールは厳しい中にもとても温かく、「自分にもできる」「今年こそ頑張ろう」という気持になりました。本日ご指導いただきました多くのポイントを見直し、足りない部分の再調整をしながら後輩と共にスタッフ全員が取り組む「医療被ばく低減認定施設」を目指したく考えます。様々な点で振り返ることの大切さや記録として残していく必要性を強く感じました。疑問な点は諸先生のご指導をいただきながら次の目標に向け取り組んでまいります。本日は誠にありがとうございました。

 

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