『創立15周年記念講演会』にご参加を!
本会は今年3月、その創立から15年を迎えました。本年度はそれを記念して例年にないイベントを企画中です。すでにご案内の通り、6月9日(土)日本診療放射線技師会講義室において、創立15周年記念講演会を開催します。
講演内容は以下の通りですが、本会の設立母体である日本診療放射線技師会の中澤靖夫会長には記念講演をお願いしてあります。日本診療放射線技師会のメイン事業となっている『医療被ばく低減施設認定事業』は、平成16年に本会が委託研究としてその基本システムを構築した経緯があります。日本診療放射線技師会は今後もこの認定事業に力を入れて行く方向性を示していますが、講演の中では本認定事業における本会の今後の役割等にも触れていただく予定です。すでに、医療被ばく低減施設として認定された施設に勤務する方はもちろん、これから認定の受審を考えておられる施設の方にも参考となる内容と考えます。
また、特別講演1では昨今、話題となっています眼の水晶体の被ばくについて、千代田テクノル大洗研究所の大口裕之先生に講演いただきます。先生は、放射線審議会の眼の水晶体の放射線防護検討部会の専門委員で、講演では医療現場における水晶体の等価線量限度への適切な対応の仕方等のお話が聴けるものと考えます。
さらに、特別講演2では本会講習会等でもお馴染みの国立保健医療科学院の山口一郎先生に講演をお願いしました。先生にはこのたび改正された放射線障害防止法の背景についてお話いただく他、放射線防護の分野においてわれわれ診療放射線技師が果たすべき役割等についても触れていただく予定です。
参加者には講演資料とともに、日本放射線公衆安全学会15年の歩みを綴った記念冊子を配布いたします。
また、講演会終了後には『情報交換会』も予定しています。講師ならびに本会役員も参加予定ですので、日常業務での疑問や問題点など、気軽にお尋ねいただければと思います。
なお、参加は事前申込制となっています。会場の都合上、定員に達し次第、申込みは締め切らせていただきますのでお早めに参加申込みをお願いします。