山梨県診療放射線技師会宿泊研修会にてEPDの使用法について実習を行いました

 11月15日(土)~16日(日)一般社団法人山梨県診療放射線技師会では ~みんなで実践!誰でも使える患者被ばく線量推定ソフト(EPD)~と題し、毎年行われている宿泊研修会の学術企画を開催しました。この研修会については日本放射線公衆安全学会の活動主旨と合致する内容でしたので紹介をさせていただきます。

 EPD (Estimation of Patient Dose in diagnostic X-ray examination)は公益社団法人茨城県診療放射線技師会により無料配布されているPC上での線量推定ソフト(動作ソフト)です。研修会では、参加者がPCを持ち寄り検査における組織・臓器線量推計の実習をメインに、基礎講演では「一般撮影領域での線量実測と推定の基礎」・会員発表では「医療被ばく低減施設からの組織・臓器線量の活用方法」、また「ImPACTを使用したX線CT被曝線量の推定」と組織・臓器線量の活用例として様々な取り組みの紹介がなされ、組織・臓器線量の把握の重要性が強調された研修会となりました。

 なおEPDの使用につきましては公益社団法人茨城県診療放射線技師会ホームページからのダウンロードと、使用者登録が必要となります。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

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