第24回講習会
下記の企画は、平成29年2月19日(日)に終了しました。
実施結果については、レポートをご参照ください。
日本放射線公衆安全学会(JRPS) 第24回講習会
医療放射線の安全管理
・・・許認可と立入検査への対応・・・
日 時 平成29年2月19日(日)
場 所 公益社団法人 日本診療放射線技師会 講義室(アクセス)
会 費 JRPS会員 3,000円 非会員 6,000円(当日の入会も可能)
定 員 50名
医療放射線利用はさまざまな規制の下で適切に管理されていることが求められます。許可や届出といった事務手続きにより医療機関と行政が相互に安全評価を行い,また,定期的に行政からの立入検査等といった形で安全確認が行われています。医療法では第25条に基づく都道府県等が行う立入検査が2000年度より自治事務となり,自治体が弾力的に運用することにより地域の特性を考慮した合理的な地域医療の構築を図ることができるようになりました。国は地方自治法第245条の4第1項の規定による技術的助言により各地方自治体に立入検査要綱を送付し,基本的な考え方を示していますが,自治体行政や医療現場では許可,届出又は立入検査等の対応に苦慮することが少なくありません。今回の講習会では医療放射線利用に係る法令の概要から医療法を中心にした放射線管理を行う上での留意点等をそれぞれ専門の講師の方々に講演していただきます。後半は,実際の事例についてグループによる事例検討会を行い,放射線安全管理の理解を深めることを目的にしています。様々な地域の皆様との情報交換ができることを期待し,多くの方の受講をお待ちしています。
(プログラム)
開場 9:30
司会進行 佐藤寛之
10:00 開講 挨拶
10:05~10:40 医療放射線関係法令の概要 清堂 峰明
10:40~11:40 現場に求められる放射線関係の許認可と安全管理 諸澄 邦彦
11:40~12:00 グループ分け及び課題整理と事例検討課題提示 諸澄 邦彦
12:00 昼休憩
13:00~14:30 事例検討
14:30~16:00 特別講演
「現場での医療放射線管理の課題を考える
―それぞれの役割を果たすために何をすべきか―」
講師 国立保健医療科学院 山口 一郎先生
16:00~16:30 まとめ
16:30 閉講