第18回講習会
下記の企画は、平成26年3月2日(日)に終了しました。
実施結果については、レポートをご参照ください。
「医療被ばく相談実践へのアプローチ」 ~グループワークによる実践演習~
2011年3月に起きた福島第一原子力発電所の事故以来、国民の放射線被ばくに対する不安はその後も払拭されずにいることが世の動きから見て取れます。医療被ばくに対する不安の払拭は医療現場で放射線業務に従事する診療放射線技師に職責として課せられていますが、日常業務で実践的な相談のための訓練を受ける機会に恵まれているとは必ずしも言えないのが現状です。
そこで今回は前回講習会で好評だった実践型のグループワークを軸にそのための必要な知識を整理する講習会を開催いたします。相談経験を問わず多くの皆様のニーズに応えることのできる内容になると思われます。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
記
1.開催日 :平成26年3月 2日(日)
2.会 場 :公益社団法人 日本診療放射線技師会 講義室
(東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル31階)
3.受講料 :JRPS会員3,000円(非会員 6,000円)
4.定 員 : 50名
<プログラム>
9:30 開場
司会 北海道労働保健管理協会 目黒 靖浩
10:00~10:30 「医療被ばくの評価を行うために必要な線量単位と評価方法」
聖マリアンナ医科大学病院 小川 泰良
10:30~11:00 「医療被ばく相談に必要な放射線影響の基礎知識」
香川大学医学部附属病院 笹川 泰弘
11:00~11:30 「患者・公衆の放射線検査に対する認識」
聖マリアンナ医科大学病院 佐藤 寛之
11:40~12:40 「臨床心理士の立場から被ばく相談の対応法」
横浜労災病院 臨床心理士 塚野 佳世子
13:40~15:40 「被ばく相談への実践グループワーク」
日本医科大学多摩永山病院 笹沼 和智
15:50~16:20 「総合討論」
北海道労働保健管理協会 目黒 靖浩