第20回講習会
下記の企画は、平成27年2月8日(日)に終了しました。
実施結果については、レポートをご参照ください。
モンテカルロ法を使用したポータブル撮影時の散乱線の推定と
ポータブルならびに外科用イメージの利用における放射線安全管理
当学会では日本診療放射線技師会の研究委託を受けてポータブルならびに外科用イメージの利用における放射線安全管理に関して利用状況および放射線防護に関する方策の実施状況の調査を行い、医療機関における放射線安全管理に関する指針(ガイドライン)(案)を作成しました。今回の講習会では全国調査の結果からガイドラインの基本的考え方、またガイドライン仮運用施設からの報告を踏まえポータブルならびに外科用イメージの利用における放射線安全管理について考えたいと思います。また、ポータブル撮影における安全管理に必要な散乱線を推定するソフトを配布して自施設の散乱線推計する実習を行います。マイクロソフト社の表計算ソフト「エクセル」のインストールされたノートPCをお持ちください。(PCを使用する実習は30分ですのでPC無しでの参加も可能です。)皆様、この機会に奮ってご参加ください。
・日時:平成27年2月8日(日)10:30~16:30
・会場:公益社団法人日本診療放射線技師会事務所講義室
(東京都港区浜松町2-4-1世界貿易センタービル31階)
・定員:50名(先着順)
・会費:日本放射線公衆安全学会員 3,000円 非会員 6,000円
<プログラム>
受付開始 10:00~
総合司会 渡邉 浩(横浜労災病院)
1.モンテカルロ法を使ったポータブル撮影時の散乱線推定 10:30~11:30
講師 佐藤 斉(茨城県立医療大学)
2.シミュレーションソフトによるポータブルの散乱線推定実習 11:30~12:00
講師 佐藤 斉(茨城県立医療大学)
3.ポータブルならびに外科用イメージの利用における放射線安全管理に関する
全国調査報告 13:00~14:00
(1)ポータブルの利用における放射線安全管理に関する全国調査報告
講師 笹沼 和智(日本医科大学多摩永山病院)
(2)外科用イメージの利用における放射線安全管理に関する全国調査
講師 佐々木 健(上尾中央総合病院)
4.医療機関における放射線安全管理に関するガイドラインの考え方 14:10~14:40
講師 渡邉 浩(横浜労災病院)
5.ガイドラインに基づく実践と現状(仮運用施設からの報告) 14:40~15:30
(1)ポータブルの利用における放射線安全管理ガイドラインに基づく実践と現状
講師 平木 仁史(帝京大学医学部附属溝口病院)
(2)外科用イメージの利用における放射線安全管理ガイドラインに基づく実践と現状
講師 古梶 宏和(玄々堂君津病院)
6.総合討論 15:40~16:30
司会 渡邉 浩(横浜労災病院)
※ 日本診療放射線技師会 学術研修カウント申請済