第25回講習会
下記の企画は、平成29年6月11日(日)に終了しました。
実施結果については、レポートをご参照ください
日本放射線公衆安全学会 第25回講習会
~ 医療被ばく低減(最適化)を実践施設から学ぼう ~
平成27年6月7日、日本医療被ばく研究情報ネットワークがわが国で初めてAll Japanで診断参考レベルを公表しました。それからおよそ1年半が過ぎようとしています。わが国では医療被ばく管理において診療放射線技師が重要な役割を担ってきました。今後も将来にわたってその役割を果たすためには、結果(医療被ばくの最適化が実現されていること)を示す必要があります。また、医療被ばくが最適化されているだけでなく医療機関として医療被ばくの管理や、機器管理ならびに放射線防護関係法令の遵守等を実行する必要があります。しかし、両者を実際に実現するには難しい課題が多いことも事実です。そのため、実際に医療被ばくの最適化や医療被ばく低減施設認定取得を実践した施設の方々にそのノウハウを提供していただく機会として講習会を企画いたしました。奮ってご参加ください。
日 程 :平成29年6月11日(日)10:30~16:40
会 場 :(公社)日本診療放射線技師会 講義室(アクセス)
参加費 :JRPS会員 3,000円 非会員 6,000円(当日の入会も可能)
定 員 :50名
総合司会:笹沼 知智(日本医科大学多摩永山病院)
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1.診断参考レベルの概要とポイントを再確認しよう:渡邉 浩(横浜労災病院)
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2.実践施設から学ぼう-当院はこうして最適化を実践しました-
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① X線単純撮影:関 将志(北里大学病院)
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② IVR(下記を含む):岩澤 亜矢子(横浜労災病院)
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・患者照射基準点の測定方法
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③ 核医学:大下 崇(東京慈恵会医科大学附属第三病院)
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④ CT(下記を含む):滝口 泰徳(上尾中央総合病院)
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・CTのCTDIvolとDLPはこうして求める
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・CTの逐次近似法はこのように使います
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・CTDIの測定方法
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3.医療被ばく低減施設認定受審のポイント:佐藤 洋一(石和共立病院)
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4.実践施設から学ぼう-当院はこうして医療被ばく低減認定施設になりました-
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① 對馬 智生子(津田沼中央総合病院)
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② 長谷川 健(土浦協同病院)
5.総合討論(質疑応答)